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【風水】風水とは? 学術的、占術的な視点によって扱い方が違う

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こんにちは、若美貴櫻です。

 

今回から徐々に「風水」についてお話ししていこうと思います。

 

風水は香港、台湾、マレーシアといった東南アジア諸国で一般的に普及しています。

欧米などでも人気があり、英語では「Feng Shui(発音:Fēngshuǐ)」という言葉で知られています。

日本においては、昨今の占いブームもあり「風水占い」が流行しています。

占術業界では、気学、家相、占星術、手相、人相、タロットなどの占い師が「風水師」と名乗り活躍しているケースが多くなってきました。

 

そして、著名な風水師(エセ風水師などもいる)の講座、セミナーも多数開催されています。

占術に関してまったくの素人だった人も、それらの講座やセミナーを受講をしただけで、その免状を掲げ「風水師」と名乗る占い師もいます。

 

一般的に、世間に流行している風水は、女性や占い好きの人を対象しているケースが多く見受けられます。

例えば、書店の占いコーナーにある風水本などには次のようなタイトルの本が並んでいます。

そのタイトルのキーワードとなる単語を見てみると分かります。

 

  • 「お掃除風水」
  • 「お金持ち風水」
  • 「開運風水」
  • 「恋愛風水」
  • 「インテリア風水」

 

その内容は、風水理論を簡略化、単純化したもので、「風水という名が付いた占い本」であることが多いです。

また、風水を歴史、文化人類学、環境学、地理学、建築学、空間学など学術的な面から研究している本もあります。

 

例えば、

  • 「風水論集」渡邉欣雄・三浦國雄編
  • 「気の景観地理学」 渡邉欣雄著
  • 「風水探源 中国風水の歴史と実際」(中国人が建築学部の修士論文をもとに書いた本)

 

などです。

風水の歴史、理論など非常によくまとめられ、風水の全体像を知るにはとても参考になります。

 

風水は中国が発祥ですが、古代から受け継がれてきた伝統的風水には、現代にも応用できるような理論があります。
よって、世界的に活躍する風水師が扱っている理論・原則については共通するものが多くあります。

しかし、その理論の解釈の違いにより、実践方法に微妙な違いがあります。

伝統的風水は、占術的、迷信的な部分も確かにありますが、現代においては、環境アセスメントのような要素があります。

 

ここでは、可能なかぎり巫術的な部分は取り除いて、風水の基礎理論、解釈などの説明も加えた上で、現代生活にも生かせる方法についてお話しします。

 

風水は、学術的、占術的な視点によって扱い方が違ってきます。

下記のように、風水は、取り組む人の視点によって扱いが違うのです。

 

風水学からの視点
  • 建築学
  • 心理学
  • 空間学
  • 環境学

 

風水占いからの視点
  • 運命占い
  • 恋愛占い
  • 開運占い
  • 方位占い

 

参考図書

 

1,「風水論集」渡邉欣雄・三浦國雄編

→販売していないようです。

 

2,「気の景観地理学」 渡邉欣雄著


 

3,「風水探源 中国風水の歴史と実際」


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