こんにちは。
先日、「人生の質を上げる方法」について記事をあげました。
方法の一つは「主体的に生きる」ことでした。
実は、人生の質を上げるには、もう一つ方法があります。
本日は、2つ目の方法、「答えは自分の中にある。その中から最良の答えを引き出す」についてお話します。
「そんなこと言われても、私には知識も経験もないし、答えなんて見つかりません」とおっしゃるかもしれません。
しかし、知識や経験値の問題ではなく、誰でも自分の中に答えを持っているものです。
Contents
顕在意識と潜在意識について
意識を説明するときは、よく氷山にたとえられます。
水面から少し頭が出ている部分は「顕在意識」といわれ、全体の3%とも5%ともいわれ、学者によっては10%ともいわれる部分で、「頭を使って認識している意識的な部分」を言います。
また、水面下に隠れているのは「潜在意識」といわれ、学者によって説は様々ですが、90%とも95%、97%ともいわれており、私たちが「無意識で考えている」部分です。
私たちは、この「潜在意識(無意識)」の部分で意思決定をし、行動をしているといわれています。
「潜在意識」を提唱したのは、オーストリアのフロイトという精神科医で、「無意識」の精神分析を初めて行った博士といわれています。
では、その「潜在意識・無意識」の部分で、私たちがどういうことを考えているのでしょうか。
表層部分に自分の習慣やクセなどがあり、また、これまで生きてきた中で得た知識、知恵、経験、自分が信じていること、思い込み、セルフイメージ(自分で自分をどのように思っているか)などが詰まっています。
この「潜在意識・無意識」の部分に「自分自身の答え」が秘められています。
そして、図にはありませんが、このさらに深いところには「集合的無意識」といわれる大きなソースがあるといわれています。
これをうたったのがスイスのユングという精神科医でした。
この「集合的無意識」は人類のすべての意識がつながっており、過去に生きた故人も、現在生きている人全員の意識と深い部分でつながっているという説です。
つまり、そこにアクセスできたら、過去の偉人や現在の偉人の知恵も頂戴できるということです。
すばらしいですよね!
最良の答えを得るには?
では、これらの「潜在意識・無意識」から、自分自身の最良の解答を引き出すにはどのようにしたらよいでしょうか。
それには3つあります。
- 自分自身に問う習慣をつけること
- たくさん読書し、学ぶこと
- 尊敬する人に会うこと
1つ目は、自分自身に問う習慣をつけるということ
質問をすることが、脳に空間を作り出します。
脳は空間ができるとそれを埋めようとするので、「解」を無意識に探そうとします。
その「問い」自体は忘れても大丈夫。
リラックスしているときに、潜在意識から答えが「ピョコン」と出てくることがあるからです。
ですから、あえてリラックスすることも大事。
お風呂に入ってゆっくりしたり、就寝前にウトウトまどろんでいるときに「答え」が得られることもあります。
2つ目は、たくさん読書をし、学ぶこと
本は人類の知恵の宝庫であり、英知の結晶です。
もうこの世にいない偉人たちの思考に本を通じて触れられる機会を得られ、また、そんな方々の人生をなぞることもできます。
その人が人生を通して得た英知を、私たちは、ただ読むだけで得られます。
読んだ内容から得られるのは知識ですが、それを実際に活用することで、知恵として定着します。
それを利用しない手はありません。
答えは本の中から見つかることもあるのです。
3つ目は、尊敬する人に会うこと
これは、読書100冊分にも匹敵します。
尊敬する人物は、やはり強力なエネルギーを持っているもの。
その方が発するエネルギーを浴びれば、手っ取り早く効果が得られます。
会っている間の数時間で、自分のマインドが変わり、新しい発見や自分の問いに対する「解」も得られれば、大変有益といえます。
まとめ
- 主体的に生きること
- 答えを自分の中から引き出すこと
これができるようになると、自分で考え、自分で行動できる、自分に自信がつく、他人に振り回されない、などの利点があります。
上記の2つが「人生の質を上げる」ためのポイントとなりますので、要所要所で自分と向き合いながら過ごしてみましょう♡
それではまた!