こんにちは。
昨今はかなりの占いブームですよね。
その影響もあり、本来の「伝統的風水」とは違った、風水とは名ばかりの「占い風水」が蔓延しているようです。
書店にも風水のコーナーが設けられており、平積みになっています。
そこには「占い風水」の本がほとんどを占めているように見受けられます。
それにともない、風水についての印象や認識の誤解が生じているようです。
そこで、「伝統的風水」と「占い風水」の違いを明確にするために、両者が対象とするものを比
較してみようと思います。
しかしながら、私も占いを扱っている立場もあり、占いを否定するものではありません。
占いを楽しむのは個人の自由ですし、批判するつもりはありません。
あくまで伝統的風水との違いを述べるだけです。
ですが、その誤解が生じてい原因については、書店で販売されている風水本にあると思われます。
ほとんどの風水本は、実は気学、家相などの内容でも、タイトル名に風水と名づけたものが多いということです。
さらに、その間違った内容を使い、風水師と名乗り、講座など開催して活動している占い師がいるということにあると思います。
まず、「占い風水」が対象としているものをいくつかリストアップしてみると、次のようなものがあります。
「伝統的風水」が対象としているものは、次のようなものがあります。
このように両者の対象を比較してみると、
「占い風水」は、主に運命、恋愛、成功、旅行、身につけるものなどに関連したもの。
一方、「伝統的風水」では、主に環境、土地、お墓、建物、住宅、事務所含め)に関連したものであることが分かります。
伝統的風水は、「移動・運命」に関する占術ではなく、「不動・環境」に関する占術です。
また、神仏、霊感、超能力、スピリチュアルといった分野とも関係がありません。
ここで使われる風水という言葉は、中国から伝わった伝統的な風水理論に基づくものとなっています。