こんにちは。
みなさんは、宿命と運命について、どのように分けて考えていますか？
私は、宿命は定まったもの、運命は自分で切り開けるもの、と考えています。
宿命論：
絶対的支配力で定められ、人間はそれに対して全く無力でどうすることもできない（変えられないもの）運命論：
各人の生活環境に密着して切り開いていけるもの。ある程度人知の及ぶもの（変えられるもの）
絶対的支配力で定められ、人間はそれに対して全く無力でどうすることもできない（変えられないもの）運命論：
各人の生活環境に密着して切り開いていけるもの。ある程度人知の及ぶもの（変えられるもの）
宿命と運命
宿命とは、宇宙や地球の創生など、絶対的支配力で定められているものに関しては人知の及ばない部分であって、人間は、それに対して無力でどうすることもできないという考え方です。
人間に生まれたいとか、男に生まれたい、女に生まれたい、お金持ちの家に生まれたかった、こんなお家に住みたかった、などといった選択は一切できないことです。
現代においては、男女の産み分けや、妊活による計画的な出産もできるようになってきましたが、生まれる側には一切の選択権はありません。
それに対して、運命は、自分で自分の道を決める選択権があります。
きょう、何をするか、あす何を食べるか、どのような仕事を選ぶか、様々な選択権があります。
運命は、それぞれの生活環境に応じて切り開いていけると考えられ、人知の及ぶものとされています。
因果や因縁など、現在の環境は過去の結果であるとされていますが、それだけでは説明しきれないこともあります。
自分では最大限に努力したつもりでも結果に結びつかないこともあります。
それには、努力の仕方や判断、目標が間違っていた可能性もあります。
それを解き明かす一つの答えが運命学です。
生まれたときに決められた自分の宿命をまずはしっかり受け止め、切り開いていける運命を探し出すことこそ、人生を生きやすくする方法です。
そういった意味において、運命学は、自分を再発見し、自分を生かす方法を知ることができる学問です。
宿命を理解し、運命を切り開いていくことが、生きやすくなる一番重要なコツなのではないかと思います。
